相撲協会の派閥図をわかりやすく解説!理事の給料も気になる

こんにちは、暴行事件や隠蔽体質が何かと話題になっています相撲協会。

そんな中、理事候補選挙が行われまた、世間を賑わすのではないでしょうか。

一般的によくわからない派閥の構図が、そもそもの混乱の原因とも言われています。

じゃ~派閥って何?と思われている方もいると思います。

この記事は、そんな相撲協会の派閥について解りやすく解説しています。

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派閥図をわかりやすく解説!

相撲を行うにあたって相撲部屋と聞いたことがあるかと思います。

相撲には日本相撲協会が力士の育成を委託している相撲部屋があり、年寄(親方)が運営しています。

力士は相撲協会員であると同時に、いずれかの部屋に所属しないといけないということです。

原則として力士は、

  • 部屋の移籍はできない。
  • 本場所では同部屋力士同士の対戦はない(部屋別総当たり制)。

となっています。

そして、その相撲部屋はいずれかの一門(派閥)に属しているのが原則。

ただし、属することが必須というわけではなく、無所属でも許されるそうです。

日本相撲協会の人事、とりわけ理事の選出は一門の枠組みで決定されているということが一番問題視されていると思います。

その根底には、協会からは毎年、各一門へ助成金が支給され、さらに一門の責任者が所属する各部屋に分配されているそうです。

当然、一門に所属していない部屋には当然助成金は支給されません。

このことからも各一門の懐が、いかに潤うかは理事にかかっていることがわかります。

やはりお金がらみが問題だと思いますね~ 汗

一門(派閥図)

2014年5月に貴乃花部屋が(派閥)一門の承諾を得ましたので、現在は下の図(表)のように6つの派閥が存在しています。

一門名 部屋数 総帥 現役の筆頭力士
出羽海 11 11代出羽海(前2・小城ノ花) 大関・豪栄道(境川部屋)
二所ノ関 8 12代二所ノ関(大関・若嶋津) 横綱・稀勢の里(田子ノ浦部屋)
時津風 8 16代時津風(前3・時津海) 横綱・鶴竜(井筒部屋)
高砂 5 7代高砂(大関・4代朝潮) 関脇・隠岐の海(八角部屋)
伊勢ヶ濱 6 9代伊勢ヶ濱(横綱・旭富士) 横綱・白鵬(宮城野部屋)
貴乃花 5 一代貴乃花(横綱・貴乃花) 小結・阿武咲(阿武松部屋)
無所属 2 湊部屋・錣山部屋

となっています。

理事候補選挙

理事候補選挙になると、やはり数の原理が働きますので、出羽海一門や二所ノ関一門、時津風一門の票をどう取り込んでいくのか、忖度や裏工作など含め嫌な動きを勝手に想像してしまうのは、私だけではないと思いますね(苦笑)

ちなみに第13代日本相撲協会理事長八角理事長は八角部屋の師匠で高砂一門でした。

そして、日本相撲協会は2月1日、東京・両国国技館で、任期(2年)満了に伴う理事候補選挙(定数10、外部3人を除く)の立候補を受け付け、元横綱・日馬富士の傷害事件への対応を巡って1月に理事を解任された貴乃花親方(元横綱)ら11人が届け出ています。

5期連続で投票に持ち込まれ、2日に全親方101人が投票し、即時開票されるということです。

立候補者のうち、現職は八角理事長(元横綱・北勝海)や初場所中に部屋の過去の傷害事件が発覚した春日野親方(元関脇・栃乃和歌)ら7人。

初出馬は芝田山親方(元横綱・大乃国)と阿武松親方(元関脇・益荒雄)の2人でした。

一門別の内訳は、

  • 出羽海一門4人:春日野、山響、出羽海、境川
  • 二所ノ関一門2人:尾車、芝田山
  • 時津風一門1人:鏡山
  • 高砂一門1人:八角
  • 伊勢ケ浜一門1人:高島
  • 貴乃花一門2人:阿武松、貴乃花

各親方達がしのぎを削る形となっています。

また、昨年引退しました日馬富士の師匠、伊勢ケ浜親方は出馬していません。

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理事の給料も気になる

理事の定例報酬として月額149万8000円だそうです。

その他の手当としては・・・

勤続手当

年寄を兼務する理事にあっては、年寄の勤続年数に応じて

  • 満31年以上は月額20,000 円
  • 満26年以上は月額17,000 円
  • 満21年以上は月額14,000 円
  • 満16年以上は月額11,000 円
  • 満11年以上は月額8,000 円
  • 満6年以上は月額5,000 円

本部勤務手当

理事長月額50,000 円

理事月額40,000 円

先発手当

各地方本場所を担当した理事には

大阪場所1,550,000 円

名古屋場所1,550,000 円

福岡場所1,700,000 円

巡業参加手当

1日あたり理事20,000 円

常勤役員退職慰労金

年寄を兼務する理事にあっては、年寄としての退職慰労金は1期2年につき

理事長 1,000,000 円

理事 700,000 円

という報酬体制となっていました。

相撲協会は一般企業と異なり「独占団体」ですから莫大な収入があります。

また、興行収入に関しても「宗教法人と同じく、莫大な税金優遇」を受けています。

独占禁止法除外の、超優良企業ですから、色々と特権・利権の宝庫と言われています。

相撲興行だけでは成り立たたず「財団法人への補助金」という名目の税金が、相撲協会に毎年ジャブジャブ垂れ流しています。

相撲協会ヒラ理事への給与(年俸約2000万円)。

さらに親方は、これとは別に給与を受取っています。

これに、見えない申告の必要が無い不透明なカネがドンドン入ります。

年功序列で、誰もが理事になりたい理由がわかるということですね。

(追記)選挙結果

2日、定数10に対し11人が立候補して5期連続の投票に持ち込まれていた理事候補選挙が、両国国技館で101人の全親方による投票で行われました。

結果は八角理事長(元横綱北勝海)11票。

部屋の過去の傷害事件が発覚した春日野親方(元関脇栃乃和歌)9票。

初出馬の阿武松親方8票。

芝田山親方(元横綱大乃国)10票。

前回落選した高島親方(元関脇高望山)12票で当選。

そして注目の貴乃花親方(元横綱)はわずか2票しか集められず、ただ1人落選という結果になりました。

私なりのまとめ!

今回の理事選挙で既得権益を守りたい、現体制側と新たなスタイルを築きたい貴乃花親方側の戦いと言われていました。

結果は貴乃花親方の1人負けという形となり、「長いものには巻かれろ」という、ことわざを思い出してしまいましたね・・・

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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