こんにちは、世界最高のDFとして数々の勝利に貢献してきましたジェラール ピケ選手。
電撃引退発表には世界中が衝撃を受けています。
今回はそんな、ピケ選手についてまとめてみました。
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プロフィール
本名:ジェラール・ピケ・ベルナベウ
生年月日:1987年2月2日
出身地:スペイン・カタルーニャ州バルセロナ
身長:194cm
体重:85kg
ポジション:DF
利き足:右足
【プレースタイル】
- 長身だが俊敏性があり、対人プレーに強い。
- 空中戦に絶対の自信を持っている。
- 戦術眼に優れており、最後尾から意図をもった配球でチャンスまでの道のりを逆算できる。
- 高精度のロングフィードや縦へのパスで攻撃の起点となる。
- 積極果敢なオーバーラップで数多くの好機を演出。
- DFとは思えないほどのシュートセンスも持っている。
歴代の背番号を調査!
かつてバルセロナの幹部を務めたアマドール ベルナベウ氏を叔父にもち、生まれた瞬間からソシオに入会した生粋のバルセロニスタのピケ選手は1997年、10歳の時にカンテラに入団。
当初は守備的ミッドフィルダーでしたがその後、センターバックに転向し頭角を現します。
同期のセスクファブレガス選手や、1つ下のメッシ選手といった豪華メンバーとともに活躍しますが、トップチームへの正式な昇格を待たず、2004年夏に マンチェスターユナイテッドに引き抜かれました。(移籍金525万ユーロ)
🇪🇸 Gerard Pique contratado pelo Manchester United em 2004 🏴 pic.twitter.com/ziYt4FMorO
— Guia do Futebol ➕ (de 🏠) (@GuiaFutebolPlus) April 8, 2020
2004年にマンチェスターユナイテッドが署名したジェラールピケ
ちなみにカンテラ時代、トップチームを率いていたファンハール監督から「センターバックに不向きである」と言われていました。
ベッケンバウアー:「ピケのような選手が必要」 – Goal.com http://bit.ly/c8rPSc
でも、ピケが子供の頃ファンハールは背後から突き押して「君はいいサッカー選手になれない。」と言ったエピソードがあるから取らないでしょ。— T.NAKAMURA (@nakapi0522) October 20, 2010
28番→19番(マンチェスターユナイテッド:2004-2008)
2004年10月のカーリングカップ・クルー・アレクサンドラFC戦では途中出場(ジョンオシェイ選手と交代)ながらセンターバックとしてデビュー。(3-0勝利)
そして2005年1月のFAカップ・エクセターシティ戦(0-0)でフル出場を果たし期待の若手選手として注目されますがリーグ戦では出場機会に恵まれませんでした。
Gerard Piqué not being able to get a kick during his time at Manchester United was an example of just how good that Rio/Vidić partnership was. 💯 pic.twitter.com/XpcNsOO5Bd
— Football Trolls (@FootballlTrolls) March 4, 2021
マンチェスター・ユナイテッド在籍中にジェラール・ピケがキックを得ることができなかったことは、リオとビディッチのパートナーシップがいかに優れていたかの一例でした。
2007-08シーズンから復帰、チャンピオンズリーグのディナモキエフ戦&ASローマ戦でゴールを決めますが、またしても出場機会を得ることができませんでした。
- 2004-05 リーグ戦 0試合・0得点
- 2005-06 リーグ戦 3試合・0得点
- 2007-08 リーグ戦 9試合・0得点
18番(レアルサラゴサ:2006-2007)
2006年8月、試合経験を養うためにレンタルで加入。
最低でも20試合以上に出場させなければならないという契約のため、トップチームで22試合(2得点)に出場。
ガブリエルミリート選手との抜群のコンビネーションでリーガに旋風を巻き起こし、見事6位に導きUEFAカップ出場権獲得に大きく貢献しました。
#Zaragoza #サラゴサ
ふと思い出してしらべたら、アイマール、ダレッサンドロ、ミリート兄弟、ピケ
2006-2007のサラゴサ、浪漫あるメンバーだったなー【パブロ・アイマール】アイマールが牽引したサラゴサ旋風。 https://t.co/JZFflCFjVW pic.twitter.com/dqf3YiZTXi
— MOJAGO-ON77 (@mojamaru777) August 17, 2019
・2006-07 リーグ戦 22試合・2得点
3番(バルセロナ:2008-2022)
2008年5月、移籍金約12億円で入団。(4年契約)
当初はベンチ要員でしたが、出場した試合では堅実な守備と高いフィード能力を披露するとシーズン後半にはレギュラーに定着。スペイン史上初となる三冠獲得に大きく貢献しました。
PSGが話題ですが、WSDでやってた過去20年の最強クラブチーム特集で1位選出されたのは2008〜09バルサでした(海外記者の投票で)
1年目のペップはロナウジーニョ、デコを放出する一方で、ピケ、アウベス獲得とブスケツを昇格させる。トリデンテも強力。
激しいプレスとティキタカで🇪🇸史上初の3冠達成。 pic.twitter.com/Wtg4ZJsoh6— mash@フォロバ100海外サッカー&ウイイレ (@mash_ho504) August 14, 2021
2011年からはプジョル選手に変わって、ディフェンスリーダーとしてチームを牽引し世界最高のDFと呼ばれていました。
- ラリーガ8回優勝
- 国王杯7回優勝
- チャンピオンズリーグ3回制覇
これまで輝かしい実績を残していましたが、近年は度重なる怪我での不調や、私生活でのスキャンダルで話題になることが多く、シャビ監督から戦力外通告されたという報道もありました。
そして2022年11月3日に現役引退を発表。
5日のアルメニア戦(2-0勝利)が最後の勇姿となりました。
🇪🇸愛しかないスピーチ#ピケ、引退セレモニーで涙止まらず…。
「自分とバルサの間には愛と情熱があり過ぎる。今は少し距離を置き、空気を入れかえるときだ。そして確信している、未来に戻ってくることを」
「これは別れじゃない。自分はここで生まれて、ここで死ぬんだ」https://t.co/1SRoYlC21h
— GOAL Japan (@GoalJP_Official) November 5, 2022
引退理由については以下のように色々といわれてが実際のところはわかりませんね。
- シャビ監督との軽薄した関係(戦力外や5番手CB扱いなど序列の低下)
- クラブ幹部との軋轢(年俸カットなど)
- プライベート問題(サイドビジネス騒動や恋人との破局など)
- メンバー内で孤立(ブスケッツ選手を大半はSNSで引退を知ったなど)
- 2008-09 25試合・1得点
- 2009-10 32試合・2得点
- 2010-11 31試合・3得点
- 2011-12 22試合・2得点
- 2012-13 28試合・2得点
- 2013-14 26試合・2得点
- 2014-15 27試合・5得点
- 2015-16 30試合・2得点
- 2016-17 25試合・2得点
- 2017-18 30試合・2得点
- 2018-19 35試合・4得点
- 2019-20 35試合・1得点
- 2020-21 18試合・0得点
- 2021-22 27試合・1得点
- 2022-23 6試合・0得点
代表の歴代背番号を調査
3番(2009-2018)
2009年2月に行われました親善試合のイングランド戦でA代表デビューを果たしました。
#tbt – Gerard Piqué in his Spain international debut against England back in 2009. Spain won 2-0. pic.twitter.com/VCzlSJXXmf
— Piquénbauer (@PiqueTackle) March 26, 2015
●「2010ワールドカップ」
2010ワールドカップスペイン代表主なメンバー
カシージャス(ポルト)
セルヒオ・ラモス(レアル・マドリード)
ブスケツ(バルセロナ)
ピケ(バルセロナ)
ヘスス・ナバス(セビージャ)
ハビ・マルティネス(バイエルン)
ダビド・シルバ(マンチェスターシティ)
セスクファブレガス(チェルシー)— F.KEN (@aspr98ta) November 28, 2018
●「EURO 2012」
そのビジャを欠いたeuro2012でゼロトップで圧倒的に優勝したんだけどね。あの大会はシャビのパフォーマンスが決勝以外、ダメダメやったけどイニエスタ、シルバが最高だった。そしてなんといってもディフェンス陣。プジョルを欠いたセンターバックをラモスピケが見事にカバー。代表総力を感じた
— chelsea@ウミです (@BCTH0910) March 31, 2015
では全試合で先発出場し優勝に貢献し、その後も主力として活躍しますが・・・
●「2014 FIFAワールドカップ」ではグループリーグ敗退。
オランダ対スペイン。イエーロ、プジョールと繋いだセンターバックの伝統をセルヒオラモスとピケは引き継げず。カシージャスとの連携も全然ダメで、DFライン崩壊。スペインが無敵艦隊といわれ、常に優勝候補に挙げられながら勝てなかった90年代が蘇る。一時代の終焉を感じた一戦。
— 21世紀コーヒー (@21CenturyCoffee) June 14, 2014
●「2018 FIFAワールドカップ」ではベスト16で敗退。
イニエスタ、セルヒオラモス、ピケ、シルバあたりは最後のワールドカップになるかねぇ
スペイン一時代の終焉を感じる— かまだ (@ornateprickle12) July 1, 2018
という結果を踏まえ、「2018 FIFAワールドカップ」を最後に代表チームから引退を表明しました。
【DFピケ スペイン代表を引退】バルセロナに所属するDFジェラール・ピケが、スペイン代表を引退することを発表。通算102キャップ、2010年にはワールドカップ優勝、ユーロ2012でも主力として初優勝に貢献。 https://t.co/tFALvHRqHC
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) August 12, 2018
年俸推移(推定)も気になる
2012年からの年俸推移を示しています。
・2012年 約6.5億円
・2013年 約6.5億円
・2014年 約13.4億円
・2015年 約11.8億円
・2016年 約13.8億円
・2017年 約16.7億円
・2018年 約17.2億円
・2019年 約17億円
・2020年 約16.2億円
・2021年 約8.8億円
・2022年 約8.4億円
・2023年 約8.9億円
私なりのまとめ
ついに現役引退となりましたが、夢であるバルセロナ会長就任に向けての新たな一歩として、これからの活躍に注目ですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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