こんにちは、汗かき役としてピッチの至るところに顔を出し、足下の技術と確かな戦術眼で攻守に貢献し、数々の勝利を手にしてきましたイヴァン・ラキティッチ選手。
特にファンとしてはバルセロナの主力でリーグ優勝(2連覇)・チャンピオンズリーグ優勝の原動力になっていた印象が強烈に残っていると思います。
またクロアチア代表の中心メンバーとしてワールドカップ準優勝に貢献したことも忘れられません。
今回、そんなラキティッチ選手についてまとめてみました。
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Contents
プロフィール
生年月日:1988年3月10日
出身地:スイス アールガウ州ラインフェルデン市
身長:184cm
体重:78kg
ポジション:MF
利き足:右
【プレースタイル】
- 中盤であればどのポジションでもこなすことができるユーティリティ性。
- アタッキングサードでのラストパスのアイデアが豊富でパスセンス・シュートセンスは超一級品。
- ドリブルのテクニックも超一流。
- キックの精度が高く、強力なミドルシュートが武器。
- 豊富な運動量をベースにハードな守備をこなす。
- 90分を計算したゲームメイク能力を備えている。
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【熱戦のプレミアリーグ・白熱のラ・リーガ・激戦のセリエA・スター選手に彩られたサウジアラビアリーグがいつでも観られる!】
・絶対王者・マンチェスターシティはじめ若きガナーズが躍動するアーセナル、古豪復活のニューカッスル、新たなサイクルに入ったマンチェスターユナイテッドなど群雄割拠のプレミアリーグ
・4年ぶりのリーグを制して連覇に燃えるバルセロナにイングランドの至宝を手に入れ着実に世代交代を図りタイトル奪還に挑むレアルマドリードとのエル・クラシコなど好カード連発のラ・リーガ
・33年ぶりに優勝したナポリを巡る激闘に次ぐ激闘のセリエA
・オイルマネーでスター選手を爆買いしサッカーの構図を大きく覆したサウジアラビアリーグ
といった各国リーグの熱い戦いをその目に焼き付けて見ませんか?
歴代の背番号を調査
17番(バーゼル:2005-2007)
建設会社で働く元サッカー選手の父親がフットボール選手で、10歳年上の兄も選手であり、フットボール一家で育ったラキティッチ選手は当然のようにボールを蹴り始め、”ミョフリン=リブルグ”でキャリアをスタートさせました。
Young Ivan Rakitic with FC Möhlin-Riburg 1992 @barcastuff pic.twitter.com/tMVBlLlET2
— Bo 5MaS (@Bo5mas_) June 15, 2015
そして7歳でFCバーゼルの下部組織に入団。
MFとして頭角を現しチェルシーやユベントスから入団に向けた打診があったということです。
「僕はチェルシーからのビッグオファーを受け取っていたんだ。他にも、ユヴェントスからの提示も貰っていた。ただ、僕は家族とともにスイスに残ることを決断したんだ」
2005年9月にはUEFAカップのNKシロキ・ブリイェグ戦でトップチームデビューをはたしました。
- ワンボランチのときの右サイドハーフ。
- ワントップの下。
- ツートップのひとり。
- ボランチのポジション。
といったあらゆるポジションをこなしユーティリティ性を発揮させ、2006-07シーズンにはレギュラーとしての地位を確立。
バーゼルの頃(ユース~プロデビュー) #ラキティッチ pic.twitter.com/sMGnEGTAhK
— raki10 (@raki_4krd) September 17, 2018
バーゼルの中心選手でドルトムントへ移籍が決まったペトリッチ選手の不在の間、その穴を埋める活躍。
この年のリーグ戦33試合に出場して11得点を挙げリーグ若手最優秀選手・年間最優秀ゴールに選出され欧州(プレミア・ブンデス・セリエA・リーガ)の強豪チームから注目されました。
10番(シャルケ04:2007-2011)
2007年6月22日、シャルケ04(ブンデスリーガ)に移籍を発表。
契約期間は2011年までで、移籍金は約8億円(5億円弱という説もあり)ということです。
8年前の今日、#シャルケ が当時はまだ無名のクロアチア人選手を獲得した。彼の名前は、イヴァン・ #ラキティッチ!@ivanrakitic #s04 pic.twitter.com/OSIpLgsNNt
— FCシャルケ04 (@s04_jp) June 22, 2015
★2007-08
移籍した初年度の開幕戦では前年度王者・VfBシュトゥットガルト戦でリーグ初得点を決めて2-2の引き分けに持ち込む活躍をみせて注目されました。
また、バイエルン戦でチーム唯一の得点を挙げて勝ち点獲得に貢献やUEFAチャンピオンズリーグベスト8進出に貢献するなどめざましい活躍をしました。29試合出場・3得点。
★2008-09
主力としてチーム7アシストを記録するなどUEFAチャンピオンズリーグ出場権を得られるリーグ戦3位以内に大きく貢献。23試合出場・1得点。
★2009-10
リーグ序盤戦はマガト監督(当時)の要求に戸惑いベンチを温める日々が続きましたが、守備に汗を流すことで信頼を勝ち得ました。
終わってみたら29試合出場・7得点を記録しています。
★2010-11
契約が切れるこの年はビッグクラブへの移籍が話題となりますが16試合出場・1得点をマーク。
- 2007-08 リーグ戦 29試合・3得点
- 2008-09 リーグ戦 23試合・1得点
- 2009-10 リーグ戦 29試合・7得点
- 2010-11 リーグ戦 16試合・1得点
11番・10番(セビージャ:2011-2014・2020-2024)
★2011年1月に加入。(移籍金150万ユーロ約1億9千万円・契約期間4年半)
Ivan Rakitic (FC Basel 2005/07) (Sevilla FC 2011/14) pic.twitter.com/25HdRehFSt
— Viejo-Fútbol-Moderno (@oldmodernfc) February 26, 2016
移籍早々にもかかわらず、独創性に富んだパス裁きで攻撃陣を牽引し5月に左足を骨折するも13試合出場で6得点をマークする活躍をみせました。
★2011-12
シーズンは怪我の影響もあり交代出場が多く無得点に終わりましたが、抜群のキープ力でチーム2位の6アシストを記録しています。(36試合出場・0得点)
★2012-13
開幕戦ではキャプテンをつとめ「引退までいてかまわない」とクラブ愛を告白して話題となりました。(34試合出場・9得点)
★2013-14
自身最高となる12ゴールを記録(34試合出場)した他、3度目となるヨーロッパリーグ制覇に大きく貢献し、ビッグクラブへの移籍話(噂)が注目されました。
★2020
セビージャが2020年9月1日にバルセロナからイバン・ラキティッチを獲得したことを発表しました。契約期間は2024年6月30日までの4年間で、移籍金は150万ユーロ(約1億9000万円)と言われています。
年俸を下げたいバルサから移籍を勧められると他のクラブのオファーには目もくれずに古巣セビージャからの連絡を待ち、スポーツディレクターのモンチ氏から受けた契約内容を確認し、6年ぶりの古巣復帰となりました。
★2020-21シーズン、序盤はチーム戦術になれる為、ある程度の時間は必要でしたが、後半戦には全ての公式戦で8得点5アシストとパフォーマンスを上げて周囲を納得させると、終わってみたらリーグ戦37試合に出場・4得点を記録しています。
★2021-22シーズン、ボランチとトップ下を兼任し攻撃の起点から崩し・フィニッシュまで全てを1人でこなせるスーパーな活躍で、3年連続チャンピオンズリーグ出場権獲得に大きく貢献しました。
★2022-23シーズン、広い視野と予測できないパスでチームの1部残留、EL優勝を支えましたが、運動量低下によるチームのへの影響は否めないという指摘も。
★2023-24シーズンも開幕からチームは低迷し3度の指揮官交代と迷走を繰り広げる中、クラブの財政難の課題もあり、チーム1の高額年俸のラキティッチ選手の放出も決定。2024年1月にサウジアラビアへ移籍となります。
🚨公式発表
ラキティッチのセビージャ退団が決定しました。 pic.twitter.com/QiVpNZB0Sc
— エルモサ🎩 (@HermosaCule) January 30, 2024
- 2010-11 リーグ戦 13試合・5得点
- 2011-12 リーグ戦 36試合・0得点
- 2012-13 リーグ戦 34試合・8得点
- 2013-14 リーグ戦 34試合・12得点
- 2020-21 リーグ戦 37試合・4得点
- 2021-22 リーグ戦 35試合・4得点
- 2022-23 リーグ戦 31試合・1得点
- 2023-24 リーグ戦 18試合・2得点
4番(バルセロナ:2014-2020)
★2014-15
獲得に動いていたマンチェスターユナイテッドに先手を取る形で2014年6月、バルセロナが移籍を発表。
移籍金1500万ユーロ(約21億円)+ボーナスという条件で2019年までの契約となりました。
どのカンテラよりもチームのスタイルにフィットし攻守に存在感を発揮しました。32試合出場・5得点をマーク。
★2015-16
バルサのMFに求められる役割をほぼ完璧にこなし攻守両面でチームを支える安定戦力としてルイス・エンリケ監督(当時)から絶大な信頼を得ています。(36試合出場・7得点)
★2016-17
攻守両面で常に及第点以上のパフォーマンスをみせ、メッシ・スアレス・ネイマールに次ぐ8得点を記録しました。(32試合出場)
★2017-18
ワールドカップシーズンと重なり、バルサ(リーグ優勝:35試合出場・1得点)とクロアチア代表(準優勝)を合わせて71試合に出場し超人的な活躍をみせました。
★2018-19
昨年の好調を維持しつつチームを支える必要不可欠な存在としてリーグ優勝に大きく貢献しました。(34試合出場・3得点を記録)
★2019-20
中盤の世代交代を勧めたいチーム事情と板挟みに合いながらも存在感を発揮し31試合出場・1得点をマーク。
- 2014-15 リーグ戦 32試合・5得点
- 2015-16 リーグ戦 36試合・7得点
- 2016-17 リーグ戦 32試合・8得点
- 2017-18 リーグ戦 35試合・1得点
- 2018-19 リーグ戦 34試合・3得点
- 2019-20 リーグ戦 31試合・1得点
30番(アルシャバブ:2024-)
2024年1月に1年半の契約で入団。
Official ◾Ivan Rakitic 🤝 Al-Shabab@Ekremkonur pic.twitter.com/UbQSuRGalO
— Transfer News Live (@Transfernwslive) January 31, 2024
代表歴代背番号
7番(クロアチア:2007-2020)
クロアチア移民二世としてスイスに生まれたラキティッチ選手は名門バーゼルで若くして頭角を現わし、U-17スイス代表、U-19スイス代表、U-21スイス代表に選出されていました。
当時(2007年)クロアチア代表督を務めていたスラベン・ビリッチ監督から・・・
「俺について来い。俺たちの国のためにプレーするんだ。お前が来てくれるためなら全力を尽くすぞ」
と説得され「自分の祖国はどちらなのか?」と、約50日間に渡って考え抜いた末、クロアチア代表入りを決断したということです。
UEFA EURO 2008に出場。
🇭🇷 Luka Modric e Ivan Rakitic contra Philipp Lahm na EURO 2008 🇩🇪 pic.twitter.com/dEUg6BDUrC
— Guia do Futebol ➕ (de 🏠) (@GuiaFutebolPlus) December 18, 2020
ユーロ2008でのフィリップ・ラームに対するルカ・モドリッチとイヴァン・ラキティッチ
2014FIFAワールドカップではメキシコ戦でアシストを決め、UEFA EURO 2016ではチェコ戦でゴールを決めるなど、ビリッチ監督の目論見通りヴァトレニ(クロアチア代表)の絶対的主力に成長していきました。
🇩🇿 No7: Hassan Yebda
🇭🇷 No7: Ivan Rakitic
🏴 No7: Jack Wilshere
🇧🇷 No7: Hulk✔️ 32.4% of you were right: @ivanrakitic was Croatia’s No7 at the 2014 #WorldCup. https://t.co/FlnW6qDZz3 pic.twitter.com/n6h7HT1i7i
— FIFA World Cup (@FIFAWorldCup) May 14, 2021
@ivanrakitic 2014年のクロアチアのNo7でした#WorldCup。
そして、2018FIFAワールドカップでは、決勝トーナメントのアルゼンチン戦でゴールを決め、ベスト8のデンマーク戦ではPK戦で最後のPKを成功させ、準々決勝のロシア戦でも最後のPK戦でPKを成功させてクロアチア代表史上初のワールドカップ準優勝に大きく貢献しました。
Croatia star Rakitic implies win over Nigeria helped them to 2018 World Cup final
Ivan Rakitic believes staring their world cup campaign with a win against Nigeria propelled them to the final of the… https://t.co/1al6v8KApD pic.twitter.com/YiL8DulCjM— NetworkOfNewsNigeria (@NofNews_Nigeria) November 23, 2018
クロアチアのスター、ラキティッチは、ナイジェリアに勝利したことで、2018年のワールドカップ決勝に進出したことを示唆しています
2020年9月22日クロアチア代表引退を発表。106試合に出場し通算15得点を記録しています。
Football Select : 【海外サッカー】セビージャ復帰のラキティッチがクロアチア代表引退を発表…「最も難しい決断だった」https://t.co/txu1IICAzZ
— Football⚽️Select (@FootballSelectx) September 22, 2020
年俸推移(推定)も気になる
バーゼル時代
年俸はわかりませんでしたが、在籍していたときは(当時)日本代表の中田浩二選手がいました。
中田浩二選手の年俸が5,000万円(推定)と言われていたので、おそらく同じぐらいの年俸か5000万以上の金額だと思います。
シャルケ時代
シャルケ時代の年俸もわかりませんでしたが、こちらもセビージャに移籍する前に(当時)日本代表の内田篤人選手がいました。
内田選手の推定年俸180万ユーロ(約2億1000万円)と言われていたので、やはり内田選手よりも年俸は多かったと思います。
セビージャ時代
・2014年 約3.4億円
・2021年 約9.3億円
・2022年 約8.7億円
・2023年 約9.4億円
バルセロナ時代
・2015年 約13.5億円
・2016年 約15億円
・2017年 約18億円
・2018年 約18.6億円
・2019年 約19億円
・2020年 約18.6億円
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【熱戦のプレミアリーグ・白熱のラ・リーガ・激戦のセリエA・スター選手に彩られたサウジアラビアリーグがいつでも観られる!】
・絶対王者・マンチェスターシティはじめ若きガナーズが躍動するアーセナル、古豪復活のニューカッスル、新たなサイクルに入ったマンチェスターユナイテッドなど群雄割拠のプレミアリーグ
・4年ぶりのリーグを制して連覇に燃えるバルセロナにイングランドの至宝を手に入れ着実に世代交代を図りタイトル奪還に挑むレアルマドリードとのエル・クラシコなど好カード連発のラ・リーガ
・33年ぶりに優勝したナポリを巡る激闘に次ぐ激闘のセリエA
・オイルマネーでスター選手を爆買いしサッカーの構図を大きく覆したサウジアラビアリーグ
といった各国リーグの熱い戦いをその目に焼き付けて見ませんか?
私なりのまとめ
当然プレミアリーグやセリエAでの勇姿も見たかったというファンもいたと思いますが、まさかのサウジアラビア移籍で多くのファンに衝撃を与えたと思います。
またいつの日かラリーガ帰還に期待を寄せつつサウジアラビアでの活躍に期待したいですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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