カカ 歴代の背番号を調査!現在についても気になる

こんにちは、抜群のテクニックと切れ味鋭いドリブルで、ACミランの黄金期を築きましたカカ選手。

神がかったプレーの数々には、今でも多くのミラニスタの脳裏に焼き付いていることでしょう。

今回は、そんなカカ選手についてまとめてみました。

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プロフィール

本名:リカルド・イゼクソン・ドス・サントス・レイチ

愛称:貴公子

生年月日:1982年4月22日

出身地:ブラジル・首都ブラジリア

身長:186cm

体重:83kg(現役時)

ポジション:MF/FW

利き足:右

【プレースタイル】

  • 状況判断が早く、シンプルな技術を最高のスピードで行う。
  • トップスピードになるまでの速さが異常に早く、スピードに乗せたらなかなか止められないドリブル。
  • 足元の細かいテクニックではなく、上体の動きだけで相手を抜き去るドリブル。
  • スルーパスでチャンスメイクが出来、正確なシュートで決定力も高い。

歴代の背番号を調査!

7歳の時、サンパウロFCでソシオ(一般会員)としてサッカー教室に入り、才能を見込まれてプロ選手を目指す下部組織へ加入しました。

ジュニアチームで順調に成長し、テクニックには秀でていましたが、骨の成長遅延により体力的なハンデを背負います。

「11歳になっても痩せっぽちで小さくて、9歳くらいにしか見えなかったよ。」とカカ選手も当時を語っていました。

当時のコーチも・・・

「センスのよさは感じたが、体力がなく、どのカテゴリーでもずっと控えだった。それでも決してくさらず、いつも真剣に練習に取り組んでいた」

とコメントしていました。

カカ選手の将来に光るものを感じていたサンパウロFCは、チームドクター、栄養士、物理療法士、フィジカルコーチなどを集めてチームを組み、カカ選手の成長を促進するプロジェクトを実施。

14~15歳時には成果が表れ、15歳でプロ契約を結ぶと、コパ・デ・ジュベニール(15歳~17歳の大会)で優勝に導く活躍をみせました。

30番→8番(サンパウロFC:2001→2002-2003・2014)

★2001年2月のボダフォゴ戦でサンパウロのトップチームデビューを果たすと、途中出場ながら2得点を決める活躍を見せました。

以降、サンパウロのトップチームに定着しリーグ戦27試合に出場・12ゴールを記録。

2002年から背番号が8になり、チームの中心選手としてリーグ戦22試合出場・10ゴールを決め、チームのリーグ優勝に大きく貢献しました。

ヨーロッパのクラブから注目を集めるなか、2003年シーズンには10試合に出場(1得点)した時点で8月に名門・ACミランへ移籍となります。

サンパウロFCではリーグ戦59試合出場・23得点を記録しています。

サンパウロでのカカの最後の試合は2003年8月9日でした:ジュベントゥージ(ブラジレイラン)に対して3×2。

2014年7月、2015年からメジャーリーグサッカー(MLS)に参入しますオーランド・シティSCへの加入と古巣サンパウロFCへ半年間へのレンタル移籍が発表。

11年ぶりの古巣復帰で大きな話題となり、さらにパト選手・ガンソ選手らとの攻撃陣トリオで多くのファンを盛り上げました。

リーグ戦19試合に出場・2得点を記録。

パウロ・エンリケ・ガンソ、アレシャンドレ・パト、カカとサンパウロのシャツ(2014)

22番(ACミラン:2003-2009・2013-2014)

2003年8月、約12億円の移籍金でACミランに加入。

2003年8月18日。カカはサンパウロからミラノに参加する価値のある取引€ 8.5万。

加入から間もなくしてアンコーナ戦でセリエAデビューを飾ると、爆発的なスピードを生かした高速ドリブルと強烈なミドルシュートでアピールし、すぐにルイコスタ選手からポジションを勝ち取ります。

トマソン選手、インザーギ選手、シェフチェンコ選手等と抜群のコンビネーションでセリエAで30試合に出場、チームのスクデット(リーグ優勝)、UEFAスーパーカップ獲得に大きく貢献しました。

2003-04リカルドカカがACミランでデビューし、すぐにスクデットをもたらした

2004-05シーズンにはガットゥーゾ選手・セードルフ選手・アンブロジーニ選手達の守備的サポートを受け、リーグ戦36試合に出場し7得点を決め、攻撃的ミッドフィールダーとしてさらに進化させます。

しかし自身の好調とは裏腹にチームはリーグ戦2位・チャンピオンズリーグ準優勝と悔しいシーズンを送ることに。

2005-06シーズン、キエーヴォ戦でミラン初のハットトリックを達成するなど、自己最多の17得点を挙げると、バロンドール候補とFIFAワールドプレーヤーオブザイヤーアワードを3年連続選出され、世界的スーパースターと広く認識されるようになりました。

2006-07シーズンはシェフチェンコ選手がチェルシーへ移籍したため、よりFWに近いポジションのセカンドトップへ転向。

守備の負担を軽減されたことで純粋なスコアラーとして才能を開花させ、チャンピオンズリーグ優勝への道を切り開くゴールを連発し得点王に輝きました。

#UCL勝者のカカは2006/07にトップスコアラーとしてフィニッシュし、13試合でミラノの10ゴールを決めました。

2007-08シーズンにはUEFA年間最優秀選手(バロンドール)・FIFA年間最優秀選手賞・FIFPro年間最優秀選手賞・英誌ワールドサッカー選出世界年間最優秀選手賞といった称号を手にいれ、名実ともにミランの顔となりました。

2008-09シーズンもリーグ戦31試合に出場・16得点と好調をキープし、2013年までの契約延長にサインしていましたが、ミランの財政問題(累積赤字が膨大)が噴出していたため赤字補填のためにマンチェスターシティや、レアルマドリードへの売却報道が大きな話題になっていました。

2013年9月2日、5年ぶりにミランへの復帰が決定。(大幅減俸・2年契約)

移籍早々に副キャプテンに任命されるなど、全盛期の輝きを取り戻し、母国開催のワールドカップに出場を果たすことができるのか注目され、リーグ戦30試合出場・7得点とまずまずの成績を残しますが、ワールドカップ出場には至りませんでした。

2014年6月30日、ミランが欧州カップ戦の出場権を逃したため、契約解除オプションを行使して退団となりました。

ミランでの成績はリーグ戦223試合出場・77得点を記録しています。

8番(レアルマドリード:2009-2013)

正統なジダンの後継者と言われ、チームを再び栄光へ導く存在として大きな期待を背負って2009年6月、移籍金約92億円の6年契約で移籍してきました。

2009年8月、デポルティボデラコルーニャ戦でリーグデビューを果たし3対2の勝利に貢献。

その後リーグ戦24試合に出場し8ゴール・6アシストを記録しますが、恥骨炎の影響もあり以前のような活躍が出来ず、2年連続無冠に終わったファンの怒りが、カカ選手に向けられることになります。

2010-11シーズンも腸脛靭帯症候群に苦しみなど、ベストコンディションでの試合に挑むことが出来ず、リーグ戦14試合の出場(7得点)に留まり、移籍失敗の烙印が押されることに。

2011-12シーズン、退団が確実視されていましたが、本人が強く残留を望んだこともあり、マドリードでの3シーズンを迎え、リーグ戦27試合に出場・5得点・7アシストを記録。

チャンピオンズリーグでは8試合に出場・3得点・5アシストの成績を残しますが、メストエジル選手からレギュラーの座を奪うまでには至らず、シーズン終了後には再び移籍報道が。

★2012-13シーズン、移籍報道が加熱するなか「1年はレアルでいいシーズンを過ごしたい」と一貫してマドリード残留を明言するも、カウンター主体のチームにはプレースタイルが合わないことや、ルカモドリッチ選手の加入もあり完全にベンチウォーマーとなります。

結果的にリーグ戦19試合(3得点)に留まると2013年8月、十分な出場機会がなかったことや、2014年にブラジルで開催されるワールドカップにむけた出場アピールの機会を求めて退団を表明。

レアルマドリードでの成績はリーグ戦85試合出場・23得点を記録しています。

10番(オーランドシティSC:2014-2017)

2014年7月1日に2015年からメジャーリーグサッカー(MLS)に参入するオーランドシティSCへの加入が発表されました。(サンパウロFCへ半年間レンタル移籍)

ちなみに契約内容は3年契約で、基本給が年間660万ドル、報酬が年間720万ドルのMLS史上最高額のプレーヤーとなりました。

2015年1月よりチームに合流しキャプテンに任命されます。

若い選手が多い中でチームの顔として随所にレベルの高いパフォーマンスを披露し、リーグ戦28試合に出場・9ゴール・7アシストの成績を残しますがチームは7位に終わりました。

2016シーズン、チームの顔としてリーグ戦24試合に出場・9ゴール・10アシストを記録。「2016 MLSオールスターゲーム」に選ばれる活躍を見せますがチームは8位と低迷。

2017シーズンもチームは下位に位置し、3シーズン連続でプレーオフ進出を逃すなど低迷。カカ選手の年俸がチーム最高給であったことからオーランド側は契約延長を提示せず、2016年にはカカ選手も2017年12月の契約満了に伴う退団の意向を示していました。

リーグ戦23試合に出場・6ゴール・5アシストを記録し「2017 MLSMLSオールスターゲーム」に選ばれますが、2017年10月にクラブ公式サイトにてシーズン終了後の退団が発表され、そのまま12月には現役引退を表明しました。

オーランドシティでの成績はリーグ戦75試合出場・24得点を記録しています。

代表の歴代背番号を調査

16番

★2002年1月31に行われました親善試合・ボリビア戦で代表戦初出場を果たし6-0の勝利に貢献。

2002年1月31日、代表チームとのプレーのために初めて呼び出されました!ブラジル6x 0ボリビア!

23番

★「2002 FIFAワールドカップ」のメンバーにも選ばれ、出場機会はコスタリカ戦での25分でしたが優勝を経験。

8番

★「FIFAコンフェデレーションズカップ2005」ではアルゼンチンとの決勝で得点を決め、ブラジルの優勝に導きました。

ブラジルは2005年のコンフェデレーションカップチャンピオンです
代表チームは、カルテット・マジコのフォーマンスでアルゼンチンの上に歴史的な敗走を課し、タイトルを獲得します。大きな試合!

★「2006 FIFAワールドカップ」ではロナウジーニョ選手、ロナウド選手、アドリアーノ選手等とカルテット・マジコ(「魔法の4人」)を形成し優勝候補筆頭にあげらますが、天才・ジダン選手に敗北する形でベスト8で敗退となりました。

その日、彼はロナウジーニョ、カカ、ロナウド、ロベルトカルロスなどのブラジルを終わらせました。 2006年ワールドカップドイツ。忘れられない。ジダン。

★「2010南アフリカW杯」以降は怪我の影響もあり、代表に招集されませんでしたが、2012年に行われました親善試合・イラク戦(6-0勝利)と日本戦(4-0勝利)に出場し、それぞれ得点を決め健在をアピールしました。

10番

★「FIFAコンフェデレーションズカップ2009」では背番号10となりブラジルを優勝に導く活躍をみせ、大会最優秀選手にも選ばれました。

2009-再びカカとブラジルがコンフェデレーションズカップで優勝しました。

★「2010 FIFAワールドカップ」のメンバーに選出され、3アシストで大会最多アシストを記録しますが、無得点に終わりチームもオランダに逆転負けで前回大会に続きベスト8に終わり、多くのファンを落胆させました。

20番

母国開催の「2014 ワールドカップ」には招集外で叶わぬ夢となりましたが、2014年10月に行われましたアルゼンチンとの親善試合に出場し2-0の勝利に貢献しました。

私にとって忘れられない瞬間。ネイマールは、2014年のアルゼンチンとの国際親善試合で、先輩であり伝説のカカに敬意を表しています。

現在について

現在は、古巣・サンパウロFCの首脳陣の手助けを行う推進委員会メンバーとなっていました。

将来的にはクラブのダイレクターを務めることも視野に入れているということです。

カカ選手は現役引退後、「サッカーやスポーツのマネジメントに最も興味がある」と語っており、ハーバード・ビジネススクールでサッカービジネスを学んだり、FGVというブラジルの教育機関やFIFA、UEFAの講座でスポーツの運営管理を学んでいました。

UEFAの講座で現場での経験が求められているため、今回からクラブ(サンパウロFC)のマネジメントに関わる様々な部署で研修をおこなっているということです。

さらにUEFAの講座の後には・・・

  1. パオロマルディーニ氏やズボニミールボバン氏のようにミランのフロント入り。
  2. ミランやパリサンジェルマンで活躍しているレオナルド氏のようなスポーツディレクター。
  3. 指導者・監督として現場復帰。

という3通りの選択肢(目標)があると語っていました。

私なりのまとめ

プレーさながら頭脳明晰でインテリジェンスな発想で、これからどのような形でサッカー界とつながりをもっていくのか、今後の活躍に注目ですね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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